プログラマによる技術記事を書かないブログ。

流しそうめん/そうめん流し

暑くなってきた。流しそうめんの季節だ。

「流しそうめん」の方が僕はしっくりくるのだが、「そうめん流し」とも呼ばれるようだ。

「流しそうめん」は、きつねうどん、天ぷらそば、醤油ラーメンなどと同じく麺の種類が後に来ているので、普段よく耳にする名前と語感が合うからしっくりくるのだろう。

「そうめん流し」は「そうめんを流すという行為」を表しているように感じる。
言うなれば、そうめん流しは、それを提供する店側の視点に立った呼称とも取れる。
一方、「流しそうめん」は、流れてくるそうめんそのものを指しているので、商品名としてはよりふさわしいと言えるだろう。

極論すれば、そうめん流しは、顧客視点が足りないと言える。
顧客視点に立てば、流しそうめんの方がふさわしいのは明らかである。

いや、「流し」という言葉にもまだ顧客視点が足りないように思う。

顧客視点に立てば、そうめんは顧客自身が流しているわけではなく、それは「流されているそうめん」なのであるから、
「流されそうめん」こそが最もふさわしい名前だと思われる。

「野菜炒め」も改称した方が良いだろう。

知らんけど。



このエントリーをはてなブックマークに追加